検査に関すること アシデミアとは?血液が酸性に傾いた状態 アシデミアとは、血液のpHが低下し、酸性へと傾く状態を指します。pHとは、物質の酸性度・アルカリ度を表す尺度で、7を超えるとアルカリ性、7を下回ると酸性とされます。血液の正常なpHは7.35~7.45ですが、アシデミアではこれが7.35未満に下がります。アシデミアが起こると、細胞の機能が低下したり、臓器障害につながる可能性があります。 2024.04.18 検査に関すること
検査に関すること ブルンベルグ徴候とは?腹膜刺激症状の理解 ブルンベルグ徴候とは、腹膜に炎症や刺激があることを示す医学的な徴候です。腹膜は腹腔を覆う薄膜で、臓器を保護する役割があります。ブルンベルグ徴候は、腹部に軽く打診したときに、腹痛が増強することを指します。この徴候は、臨床医が腹膜炎などの腹腔内疾患を診断する際に役立てられます。 2024.04.18 検査に関すること
検査に関すること ICG検査ってなに?肝機能調べるってどういうこと? ICG検査は、「インドシアニングリーン」という緑色の色素を静脈内に注入して、肝臓の機能を調べる血液検査です。インドシアニングリーンは肝細胞で取り込まれて、胆汁中に排泄されます。このため、肝臓の機能が低下していると、血液中のインドシアニングリーン濃度が上昇します。ICG検査では、インドシアニングリーン濃度の時間経過を測定し、肝細胞の取り込みや胆汁への排泄能力を評価します。 2024.04.18 検査に関すること
検査に関すること 基礎体温:健康状態を把握する重要な指標 -基礎体温とは- 基礎体温とは、安静時に目覚めてから動かずに30分以上経過した時に測定した体温のことです。睡眠中などに体の代謝が低下した状態で測定するため、体温調節機能が働いていない状態の体温を反映しています。そのため、基礎体温は、自律神経の働きやホルモンバランスなどの健康状態を把握する重要な指標となります。基礎体温の変化を記録し、グラフ化することで、排卵日や月経開始日を予測したり、妊娠の兆候を確認したりすることができます。 2024.04.18 検査に関すること
検査に関すること 医療の体温計とは?種類や使い方を徹底解説 医療の体温計とは、人体の体温を測定する機器です。主に、口、腋窩(わき)、直腸などの部位に挿入・接触させ、熱の移動によって温度を感知して数値を表示します。体温計には、水銀式、電子式、赤外線式など、さまざまな種類があり、用途や測定部位によって使い分けられています。 2024.04.19 検査に関すること
検査に関すること 奏効率の理解:がん治療における重要な尺度 奏効率とは、がん治療において腫瘍の大きさを測定して治療の有効性を評価する尺度です。腫瘍の大きさは、コンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像(MRI)などの画像検査で測定します。奏効率は、腫瘍の大きさが治療によってどの程度縮小したか、または成長が抑えられたかをパーセンテージで表します。 2024.04.18 検査に関すること
検査に関すること 遺伝子検査とは?病気の素因や医薬品の適合性を調べる 遺伝子検査とは、自身の遺伝子情報から病気の素因や医薬品の適合性を調べる検査のことです。遺伝子は、両親から受け継いだDNAに含まれる情報のことで、身体の特性や病気に対する感受性などに影響を与えます。 遺伝子検査では、遺伝子を解析することで、特定の病気にかかるリスクの有無や、医薬品が体内でどのように働くかを調べることができます。この情報に基づいて、病気予防や早期発見のための対策を講じたり、自分に合った医薬品の選択や投与量を検討したりすることができます。 2024.04.18 検査に関すること
検査に関すること ジャパンコーマスケールとは?意識障害の評価方法 ジャパンコーマスケール(JCS)は、意識障害の重症度を評価する尺度です。昏睡状態の患者の意識レベルを объек的に評価することで、予後予測や治療方針の決定に役立てられます。 2024.04.17 検査に関すること
検査に関すること 聴診器とは?医療の現場で使われる聴診器について 聴診器とは、医療現場で使用される医療機器で、患者の身体から発生する音を聴き取り、診断に役立てるために用いられます。通常、聴診器は金属製の耳栓と胸部に当てて使用するベルと膜で構成されています。ベルは低周波音を捉え、膜は高周波音を捉える特徴があり、患者の身体の異なる部位を調べることができます。聴診器は、心臓、肺、腹部などの音響の変化を検出し、心疾患、肺炎、腸閉塞などの病気を診断するために使用されます。医療従事者にとって、患者を評価し、適切な医療を決定するための重要なツールとなっています。 2024.04.19 検査に関すること
検査に関すること パフォーマンスステータスの理解 パフォーマンスステータスとは、個人の身体機能、活動能力、全般的な健康状態を評価する指標です。臨床医は、治療計画の立案や患者の予後の評価にこの指標を使用します。パフォーマンスステータスは、食事摂取、日常生活動作、労働能力、認知機能などを考慮して決定されます。 パフォーマンスステータスは、通常、以下の5段階の評価スケールを使用して評価されます。 -0- 症状がなく、通常の活動ができる -1- 軽度の症状があり、通常の活動がわずかに制限される -2- 日常生活に支障が出るほどの中等度の症状がある -3- 日常生活がかなりの支障を受けるほどの重度の症状がある -4- 床に臥せるか、車椅子に頼らなければならず、セルフケアが困難 2024.04.18 検査に関すること