車いすのことあれこれ
医療と看護を知りたい
「車いす」の目的は何ですか？
医療の研究家
生活の質を向上させる目的で、座位を保ったり、作業をしたり、活動範囲を広げたりすることです。
医療と看護を知りたい
車いすにはどんな種類がありますか？
医療の研究家
手動と電動の2種類に分かれ、自走用と介助用車いすがあります。さらに、片麻痺者用やリクライニング型、スポーツ用など、利用者の状態や目的に応じた多様な車いすが開発されています。
車いすとは。
-車いす-
車いすは、身体障害者や介護が必要な方が、自分でまたは介助者の助けを借りて移動できる乗り物です。歩行に困難な方の生活を向上させるために使用されます。
車いすは自費購入できますが、身体障害者手帳があれば、障害者総合支援法や労災保険の補助を受けられる場合があります。また、介護認定により、車いすをレンタルすることもできます。
-目的-
* 座位を維持する
* テーブルでの作業や仕事
* 活動範囲の拡大
* 旅行の楽しみ
* スポーツ競技への参加
車いすを使用することで、障害や介護が必要な方も日常生活の行動を拡大できます。自分で車いすを動かせなくても、介助者の助けを借りて自立した生活を送ることも可能です。
-種類-
車いすは、「手動」と「電動」の2種類に大別されます。また、自分の力を使って動かすものを「自走用車いす」、介助者が後ろから主に動かすものを「介助用車いす」に分類します。
一般的な車いすのほか、片麻痺者用車いす、リクライニング型車いす、起立機能付き車いす、スポーツ用車いすなど、利用者の状態や目的に応じてさまざまな車いすが開発されています。
-材質-
* アルミフレーム
* スチールフレーム
* チタンフレーム
* ステンレスフレーム
病院や施設で使用される車いすは、重みがあり丈夫なスチールフレームが一般的です。個人使用の車いすは軽量で持ち運びやすいアルミフレームが多いです。シャワーなどで使用する車いすには、錆に強く丈夫なステンレスフレームが適しています。
-構造-
車いすの構造は、主に3つに分類されます。
* 座るための部分：シート、バックサポート（背もたれ）、アームサポート（肘あて）、フットサポート（足置き）、レッグサポート（ふくらはぎを支える）、サイドガード（衣服の巻き込み防止）
* 走行するための部分：駆動輪、タイヤ、ハンドリム（駆動輪を手で回す部分）、キャスタ（前輪）、ブレーキ
* 介助のための部分：手押しハンドル（介助者が手で握る）、ティッピングレバー（段差を越えるための介助者が足で踏む部分）
-使用方法-
* -自分で動かす場合：- ハンドリムを握り、腕の力で駆動輪を回します。速度の調節は、ハンドリムを握る手との摩擦で行います。停止時は、ブレーキを手前にしっかりと引きます。
* -介助で動かす場合：- 介助者はグリップを握り、後方から押して車いすを動かします。段差がある場合は、ティッピングレバーを足でしっかりと押さえ、キャスタを持ち上げて段差を越えます。停止時は、ブレーキを手前にしっかりと引きます。
-注意事項-
車いすを選ぶときは、使用者の体型や使用目的に合わせて、安全を最優先し、JIS規定に適合しているものを選ぶことが大切です。
使用前には、タイヤ、ブレーキ、フットサポート、レッグサポートなどの異常や破損がないかを確認します。
介助時は、利用者の足元が死角になりやすいため、曲がり角や段差ではゆっくり進み、声掛けを十分に行うことで事故を防ぎましょう。
車いすってなに？
-車いすってなに？-
車いすとは、身体的な障害や負傷により歩行が困難な人が使用する移動補助具のことです。通常、車輪が4つ付いており、手動で操作するか電動モーターで駆動します。車いすは、身体的制約のある人の移動性を高め、日常生活や社会的活動への参加を可能にするために不可欠なツールです。
車いすの種類
車いすの種類は、使用者のニーズや用途に応じて多様化しています。手動で操作する自走式車いすは、軽量で、多くの場合折りたたみ可能なため、持ち運びや保管に便利です。介助用車いすは、他者による操作を想定しており、より頑丈で安定性があります。また、電動車いすは、電動モーターで駆動し、使用者に機動性と自立性を与えます。さらに、特殊車いすは、特別なニーズを持つユーザー向けに設計されており、スポーツ用、アウトドア用、入浴用などがあります。
車いすの構造
「車いすのことあれこれ」の関連である「車いすの構造」では、車いすの構成要素について深く掘り下げます。まず、一般的な車いすには、フレーム、車輪、シート、フットレストという基本的なコンポーネントがあります。フレームは車いすの骨組みとなり、強度と安定性を与えます。車輪は移動の手段として使用され、通常は2つの大きな前輪と2つの小さな後輪で構成されています。シートは快適さとサポートを提供し、フットレストは足と脚を支えます。また、より高度な車いすには、アームレスト、ヘッドレスト、チルト機能などの追加機能を備えているものもあります。
車いすの使い方
車いすの使い方
車いすは、移動に障害のある方に不可欠な移動手段です。適切に使用することで、安全かつ快適に移動できます。まず、シートに正しく座り、フットレストを足に合わせます。次に、アームレストを握り、背もたれに寄りかかります。プロペラを手前に引くと、車いすが前進します。方向を変えるには、片方のプロペラだけを動かせば可能です。また、ブレーキは通常、車いすの両側にあります。停止するときは、ブレーキを握って車いすを固定します。登り坂や下り坂では、注意してプロペラを操作し、坂道の角度に合わせてスピードを調整することが大切です。
車いすを使う際の注意事項
車いすを使う際の注意事項
車いすを使用する際には、安全かつ快適に操作できることが大切です。まずは、車いすの操作に慣れることが重要です。急発進や急停車を避け、段差や坂道では慎重に操作しましょう。また、車いすを駐車する際には、必ずブレーキをかけ、転倒防止用の補助輪をロックします。さらに、車いすを使用するときは周囲の状況に十分注意し、他人や障害物との接触を避けましょう。