あせもについて詳しく解説!原因や治療法をわかりやすく

あせもについて詳しく解説!原因や治療法をわかりやすく

医療と看護を知りたい

「あせも」ってなんですか?

医療の研究家

エクリン汗腺が閉塞して汗がたまり、できる皮疹のことだよ。

医療と看護を知りたい

エクリン汗腺ってなんですか?

医療の研究家

汗を出す腺のことだよ。汗が詰まらないように注意しないといけないね。

あせもとは。

皮膚科で「あせも」と呼ばれる症状があります。あせもとは、汗をかくエクリン汗腺がふさがって汗がとどこおってしまい、発生する皮疹の一種です。医学用語では「汗疹(かんしん)」と呼ばれます。

あせもの原因とメカニズム

あせもの原因とメカニズム

あせもの原因とメカニズム

あせもは、汗が蒸発できない状態で皮膚にたまり、発疹を引き起こす状態です。汗腺が詰まると、汗が肌の表面に届かなくなり、皮膚の下にたまり始めます。これにより、小さな赤くかゆみのある発疹が形成されます。

あせもは、暑い湿った環境で長時間過ごしたり、過度に運動したり、きつい服を着たりすると発生しやすくなります。また、一部の特定の薬や皮膚疾患は、あせものリスクを高めます。

あせもの症状と種類

あせもの症状と種類

-あせもの症状と種類-

あせもとは、汗腺が詰まり、汗が皮膚の中にたまってできる皮膚炎を指します。主な症状は、細かい赤い発疹やかゆみを伴う小さな水ぶくれです。

あせもには、3 つの主な種類があります。

* -水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)-最も一般的なタイプで、透明な水ぶくれが特徴的です。
* -紅色汗疹(こうしょくかんしん)-赤い発疹と小さな丘疹が特徴です。
* -膿疱性汗疹(のうほうせいかんしん)-水ぶくれが化膿して膿んでしまうタイプで、重症化しやすいです。

あせもの治療法

あせもの治療法

あせもの治療法については、以下の方法が一般的です。

* -涼しく、湿気の少ない環境に身を置く-エアコンや扇風機を使用したり、涼しいシャワーを浴びたりすることで、発汗を抑えます。
* -ゆったりとした、吸湿性に優れた服装を着用する-綿やリネンなどの通気性の良い生地が適しています。
* -入浴やシャワーで患部を清潔にする-ぬるま湯で優しく洗い、擦らないようにします。
* -かゆみを和らげる-カモミールやアロエベラなどの鎮静作用のある成分が入ったローションや軟膏を塗布します。
* -薬物療法-かゆみ止めや抗真菌剤などの薬を医師の指示に従って使用します。
* -掻かない-掻くとさらに悪化する可能性があるため、我慢します。

あせもの予防対策

あせもの予防対策

-あせもの予防対策-

あせもを予防するためには、皮膚を清潔で乾燥させることが重要です。シャワーや入浴を1日に2回以上行い、石鹸でよく洗います。汗をかいた後は、タオルで優しく拭き取り、涼しい通気性の良い服に着替えましょう。さらに、部屋を涼しく湿度の低い状態に保つことも大切です。扇風機やエアコンを使用し、エアコンの際は除湿モードを活用します。また、合成繊維の服は汗を吸い取りにくいので、綿や麻などの天然繊維の服を着るようにしましょう。

あせもと他の皮膚疾患との鑑別

あせもと他の皮膚疾患との鑑別

あせもと他の皮膚疾患との鑑別は重要なポイントです。あせもは他の皮膚疾患と似たような症状を示すため、鑑別することが大切です。

たとえば、汗疹はあせもと似ていますが、赤みやかゆみ、水ぶくれなどの症状がより強いです。また、じんましんはあせもとともに発赤やかゆみがありますが、じんましんは不規則な形をした膨らみが現れます。水虫はかゆみや水ぶくれを伴いますが、足などにできることが多いです。

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