コルセット

骨・関節に関すること

医療の整形外科用語『コルセット』

コルセットの種類 医療の整形外科用語における「コルセット」は、体の部位を固定またはサポートするために用いられる装具の総称です。用途や目的によって、さまざまな種類のコルセットがあります。 最も一般的なコルセットは、腰部をサポートするために使用される「腰椎コルセット」です。筋肉や靭帯の怪我や病気から腰椎を守る働きがあります。 さらに、肩部を安定させる「肩用コルセット」、頸部を保護する「頸椎コルセット」、手首や足首を固定する「装具」などもコルセットの分類に含まれます。 また、スポーツやアクティビティ中に特定の体の部位を保護するために使用される「スポーツコルセット」や、体の変形や姿勢異常を矯正するための「矯正用コルセット」など、専門的な用途に合わせたコルセットもあります。
骨・関節に関すること

ダーメンコルセットとは?腰痛や外傷に用いられるコルセット

胸椎軟性コルセット(胸椎ダーメンコルセット)は、胸椎部の外傷や圧迫骨折、変形性脊椎症などで発生する慢性腰痛や腰部脊柱管狭窄症に伴う腰痛に用いられるコルセットです。その名の通り、胸椎部を保護し、姿勢を保持する機能があります。軽くて装着が簡単なのが特徴です。 素材としては、フィッシャー製の熱可塑性樹脂製のものやウレタンフォーム製のものがあります。熱可塑性樹脂製のコルセットは、70~80度の熱湯で軟らかくして患者の胸郭に適合させた後、冷却することで硬化させることができます。これにより、患者の体型に合わせたぴったりとした適合性が得られます。