整形外科

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骨・関節に関すること

体性痛とは?

体性痛とは、身体の特定の部位に限定して生じる筋肉、靭帯、腱などの組織の損傷によって引き起こされる痛みです。打撲、捻挫、筋肉の引き裂きなどの外傷によって発生することが多く、皮膚、筋肉、骨、関節などのさまざまな組織に影響を及ぼします。体性痛は一般的に鋭く、局所的で、患部に触れると痛みが強くなります。他の種類の痛みとは異なり、体性痛は神経系の異常ではなく、組織そのものの損傷によって引き起こされます。
骨・関節に関すること

ラセーグ徴候:整形外科で知っておくべき重要な用語

ラセーグ徴候とは、下肢の神経根による坐骨神経痛の徴候です。仰向けに寝た状態で、片脚を伸ばして持ち上げ、もう一方の脚を曲げて膝を立てた状態で、持ち上げた脚に痛みが出るかどうかを調べます。陽性反応とは、脚を持ち上げたときに痛みやしびれが出ることを指します。この徴候は、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経炎などの下肢の神経根の圧迫による坐骨神経痛の診断に役立ちます。
骨・関節に関すること

ロキソニン®の基礎知識

-ロキソニン®の特徴- ロキソニン®は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類される薬で、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有します。NSAIDsは、プロスタグランジンという物質の産生を阻害することで炎症や痛みを抑える働きがあります。 ロキソニン®の特徴の一つは、速効性です。服用後、短時間で効果が現れます。さらに、効果が長時間持続することも特徴です。一般的に、1回服用すると6~8時間効果が持続します。 また、ロキソニン®は比較的安全性が高い薬剤です。ただし、胃腸障害や腎障害などの副作用がまれにあるため、注意が必要です。服用中は、医師の指示に従って適切な用法・用量を守ることが大切です。
骨・関節に関すること

整形外科の用語『オルト』とは?

-オルト(おると)とは?- 整形外科で使用される専門用語である「オルト」は、「整容」や「矯正」を意味するギリシャ語「orthos」に由来しています。整形外科では、主に骨や関節の変形や損傷の治療に用いられます。 オルトには、以下のような意味があります。 * -骨や関節の矯正- 変形や脱臼を正しい位置に戻すこと。 * -骨や関節の固定- 骨折や脱臼を固定して動きを制限すること。 * -骨や関節の再建- 損傷したり失われた骨や関節を、人工物や移植片で置換したり修復すること。 オルトは、患者さんの日常生活動作を改善し、痛みの軽減、機能回復を目的としています。
骨・関節に関すること

二分脊椎を理解する→ 脊椎形成異常の基礎知識

二分脊椎とは、胎児の脊椎が完全に形成されない先天的な疾患です。脊椎は背骨を構成する骨で、神経組織を保護しています。二分脊椎では、脊椎が閉じておらず、脊髄が露出または損傷する可能性があります。この疾患は、妊娠初期の脊髄管の閉鎖障害が原因で発生します。
骨・関節に関すること

重要な整形外科用語『ハムストリング』を徹底解説

-ハムストリングとは何か?- ハムストリングとは、太ももの裏側にある筋肉群の総称です。この筋肉群は、大腿二頭筋(ず)、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)という3つの筋肉で構成されています。ハムストリングは、膝関節を曲げたり、股関節を伸ばしたりする動作に関与しています。また、歩行やランニングなどの運動においても重要な役割を果たしています。
骨・関節に関すること

椎間板ヘルニアの基礎知識

椎間板ヘルニアとは、背骨にある椎間板というクッション状の部分が、外側の硬い膜を破って飛び出す病気です。椎間板はゼリー状の中心と、それを取り囲む丈夫な輪状線維で構成されています。年齢を重ねるにつれて椎間板は徐々に変性し、外側の輪状線維が弱くなります。重い物を持ったり、急激な捻りや曲げ動作を行ったりすると、弱くなった輪状線維に圧力がかかり、椎間板の中心が飛び出す可能性があります。
骨・関節に関すること

医療機器用語「メイヨー」の意味と用途

医療機器用語の「メイヨー」とは、外科手術時に使用する医療機器の一種です。通常、ステンレススチール製のトレイで、さまざまな形状やサイズがあり、手術器具や包帯、その他の滅菌済み材料を保持するために使用されます。 メイヨーは、手術の進行中に必要なすべてのアイテムを近くに整理して配置することができるため、外科医の効率性と作業効率を高めるために不可欠です。また、滅菌済み材料が汚染されないように保持することで、感染の防止に役立ちます。
骨・関節に関すること

離被架の役割と種類

-離被架とは?- 離被架とは、種子が発芽した際に、子葉(種子の胚葉)を表皮で覆っている一時的な保護構造のことです。 子葉鞘とも呼ばれ、胚軸上部の先端に位置し、発芽時に胚軸を保護する役割を果たします。また、発芽初期の幼植物に栄養を供給する役割も担っています。
骨・関節に関すること

ヘルニアの仕組みと治療法

ヘルニアとは、体内の臓器や組織が本来の位置から飛び出す状態のことです。通常、筋肉や結合組織が身体の構造を支え、臓器を所定の位置に維持しています。しかし、この組織が弱まったり損傷したりすると、臓器が飛び出してヘルニアが発生することがあります。ヘルニアは身体のさまざまな部位で発生する可能性があり、最も一般的なタイプは腹ヘルニアと鼠径ヘルニアです。
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