気道閉塞

呼吸器に関すること

舌根沈下とは?原因・症状・治療法

「舌根沈下」とは、舌の根元がのどの方向に沈む状態を指します。通常、舌は口蓋に軽く触れているものですが、舌根沈下ではこの接触が失われます。このため、舌の動きが悪くなったり、飲み込みにくくなったり、いびきをかきやすくなったりします。舌根沈下は、加齢や肥満、睡眠時無呼吸症候群などが原因として考えられています。
耳鼻咽喉科に関すること

舌根沈下とは?原因・症状・治療法を徹底解説

「舌根沈下の原因」 舌根沈下は、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こる可能性があります。一因として考えられるのが、加齢や筋力低下の影響です。特に口や舌の筋肉が弱くなると、舌根を支えきれなくなって下に沈んでしまいます。また、睡眠時無呼吸症や気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患も、舌根沈下のリスクを高める要因として挙げられます。これらの疾患では、呼吸が困難になるときに息を吸い込むために舌を突き出すことが多くなります。その結果、舌根に負担がかかり、沈下してしまうのです。さらに、薬の副作用や肥満、歯並びの乱れなどの要因も影響する可能性があります。