カットオフ値とは? | 医療検査・診断の用語解説
-カットオフ値の定義と役割-
医療検査において「カットオフ値」とは、陽性と陰性を区別するための閾値のことです。つまり、カットオフ値以上の結果であれば陽性、カットオフ値未満の結果であれば陰性と判定されます。これにより、検査結果を客観的に評価し、異常や病気の可能性について判定できます。
カットオフ値は、各検査ごとに最適化されており、検査の信頼性や感度を考慮して設定されています。適切なカットオフ値は、真に異常な結果を特定するとともに、偽陽性や偽陰性の判定を最小限に抑えることを目指しています。