循環器に関すること 肺動脈楔入圧とは?左心機能の評価に重要な用語 肺動脈楔入圧(PCWP)とは、左心系の静水圧を反映する圧力のことで、左心機能を評価する上で重要な指標です。測定方法は、肺動脈にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、肺動脈の末梢まで進めて、肺毛細血管圧を測定します。PCWPは、左心房圧、左室充満圧、左室収縮能を反映しており、肺高血圧や心不全などの心疾患の診断や重症度の評価に使用されます。 2024.04.19 循環器に関すること
循環器に関すること 肺動脈楔入圧:左心系機能を評価する重要な指標 -肺動脈楔入圧左心系機能を評価する重要な指標- -肺動脈楔入圧とは?- 肺動脈楔入圧(PCWP)とは、肺動脈にカテーテルを挿入し、肺静脈に到達したときの圧力を指します。肺静脈は、左心房に直接つながる血管です。したがって、PCWPは左心室の圧力を間接的に反映し、左心系全体の機能を評価する上で重要な指標となります。正常な成人のPCWPは、5~12 mmHgの範囲です。 2024.04.19 循環器に関すること