呼吸器に関すること 医療の呼吸器用語『エアリーク』とは? 医療の世界における「エアリーク」とは、気管または肺から空気が漏れる状態を指します。通常、肺は密閉された空間であり、吸気と呼気の際に空気が出入りする唯一の経路は気管です。しかし、何らかの原因で肺や気管に穴が開くと、空気が漏れて周辺組織に溜まります。この漏れを「エアリーク」と呼んでいます。エアリークは、さまざまな原因によって引き起こされ、適切な治療を受けないと重篤な合併症につながる可能性があります。 2024.04.19 呼吸器に関すること
循環器に関すること 肺動脈楔入圧:左心系機能を評価する重要な指標 -肺動脈楔入圧左心系機能を評価する重要な指標- -肺動脈楔入圧とは?- 肺動脈楔入圧(PCWP)とは、肺動脈にカテーテルを挿入し、肺静脈に到達したときの圧力を指します。肺静脈は、左心房に直接つながる血管です。したがって、PCWPは左心室の圧力を間接的に反映し、左心系全体の機能を評価する上で重要な指標となります。正常な成人のPCWPは、5~12 mmHgの範囲です。 2024.04.19 循環器に関すること