呼吸器に関すること ラ音:異常な肺音と呼吸器の病態 ラ音とは、異常な肺音のことです。通常の呼吸に伴う呼吸音よりも特徴的で、肺や気道の疾患を疑う際の重要な指標となります。ラ音は器質的変化によって生じる場合と、気管支の閉塞や分泌物の停滞などによる機能的変化によって生じる場合があります。器質的変化には、気管支炎、肺炎、肺気腫などがあり、機能的変化には、喘息、気管支拡張症、気管支炎などがあります。ラ音は、吸気時や呼気時など、発生するタイミングによっても分類されます。 2024.04.19 呼吸器に関すること
呼吸器に関すること ラ音:聴診で聞こえる異常な肺音 ラ音とは、聴診器を用いて肺を診察した際に聞こえる異常な肺音の1種です。吸気時に「ラララ」と連続的で細かな振動音を呈し、湿性ラ音としても知られています。ラ音は、肺胞や気管支内で気泡が破裂したり、粘液の振動によって発生します。通常は、肺水腫、肺炎、気管支炎などの肺疾患の兆候として現れます。 2024.04.19 呼吸器に関すること