装具

骨・関節に関すること

ミルウォーキー・ブレース:側弯症治療に不可欠な矯正装具

-ミルウォーキー・ブレースの目的- ミルウォーキー・ブレースは、治療の一環として、側弯症の進行を食い止め、患者の治療をサポートする矯正装具です。この装具は、体幹と首を支え、脊椎の彎曲を矯正するよう設計されています。側弯症の治療を成功させるためには、ミルウォーキー・ブレースの適切な装着と定期的な調整が不可欠です。この装具を装着することで、患者は痛みや不快感を軽減し、脊椎の健康を改善し、よりよい長期的な予後を得ることができます。
骨・関節に関すること

リーメンビューゲル紐革装具で先天性股関節脱臼を治す

-先天性股関節脱臼とは- 先天性股関節脱臼とは、生まれたときから股関節が脱臼している病気です。股関節とは、足と骨盤をつなぐ関節で、体を支えたり、歩いたり、動いたりするのに重要な役割を果たしています。先天性股関節脱臼では、大腿骨(太ももの骨)の頭が、骨盤にあるくぼみ(臼蓋)から外れてしまい、正常に機能することができません。この病気は、女の子に多く見られ、放置すると歩行障害や変形などの問題が生じる可能性があります。
骨・関節に関すること

内反足治療に用いられる『デニス・ブラウン副子』とは

デニス・ブラウン副子は、小児の内反足治療によく用いられる装具です。その特徴は、足首とつま先を固定し、足首関節を安定させます。また、底屈位(つま先を下に向けた状態)を保持し、内反(足首の親指側が内側に曲がった状態)を矯正するのに役立ちます。この副子は、調節可能なストラップを備えており、治療の進行に合わせて調整できます。