「こ」

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骨・関節に関すること

医療における『拘縮』とは?

-拘縮の定義- 医学における「拘縮」とは、筋肉や関節の柔軟性の低下により、関節を自由に動かせない状態を指します。拘縮は、さまざまな原因によって引き起こされ、進行すると日常生活の妨げとなるだけでなく、痛みや変形を伴うこともあります。拘縮は、筋肉や神経、腱、関節などの運動器系の組織が何らかの損傷や変形によって正常な動きができなくなった状態です。
骨・関節に関すること

硬膜外麻酔とは?分かりやすく解説

硬膜外麻酔とは、脊髄の周囲を取り巻く硬膜の外側(硬膜外腔)に局所麻酔薬を注入して、局所的に神経を麻痺させる麻酔法です。この麻酔方法は、下半身の手術や分娩時の疼痛緩和によく使用され、全身麻酔よりも患者さんの体に与える負担が少ないのが特徴です。硬膜外麻酔では、局所麻酔薬が脊髄神経に作用するため、下半身の感覚や運動機能が一時的に低下します。
薬に関すること

医療の薬に関する用語「コンタミネーション」とは?

「コンタミネーション」とは、医療の現場において、薬が意図しない物質によって汚染されることを指します。この物質は、細菌、ウイルス、真菌、化学物質、異物など、さまざまなものであり、薬の有効性や安全性に影響を与える可能性があります。コンタミネーションは、薬の製造、貯蔵、投与の各段階で発生する可能性があります。
眼科に関すること

虹彩について→ 眼科の用語

虹彩は目の重要な構造であり、瞳孔と呼ばれる黒い中央部分を取り囲んでいます。虹彩の役割は、カメラの絞りと同じように瞳孔の大きさを調節し、網膜に入る光の量を制御することです。このおかげで、明るい場所では瞳孔が縮小し、暗い場所では拡大して、常に適切な量の光が網膜に届くようになります。また、虹彩は目の色を決める色素メラニンを含んでおり、人によって虹彩の色が異なるのはこのためです。
検査に関すること

高齢者総合機能評価(CGA):QOL向上のための総合的な評価

高齢者総合機能評価(CGA)は、高齢者の健康状態を包括的に評価する仕組みです。高齢者の健康状態は単に身体的な状態だけではなく、精神的、社会的、環境的な側面を含む総合的なものです。CGAは、これらのさまざまな側面を考慮し、高齢者の全体的な機能を評価します。 CGAでは、高齢者の身体機能、認知機能、精神機能、社会的機能、環境因子を評価します。身体機能には、歩行や日常生活動作(ADL)が含まれます。認知機能には、記憶力や判断力、問題解決能力が含まれます。精神機能には、うつや不安などの精神的健康状態が含まれます。社会的機能には、家族や地域社会との関わりや社会的サポートが含まれます。環境因子には、住居状況や経済状態などの環境的要因が含まれます。
その他

産後の痛み「後陣痛」の原因と対処法

後陣痛とは? 後陣痛とは、出産後に子宮が収縮することによって起こる痛みです。子宮は出産後も妊娠前の状態に戻ろうと収縮を繰り返し、その際に痛みを伴います。通常、産後1~2日間がピークで、その後は徐々に軽くなっていきます。陣痛とは異なり、お腹の痛みではなく、腰や背中の下部に起こる鈍痛が特徴です。
その他

コンセンサスとは?医療における意味と取得方法を解説

コンセンサスとは合意形成の方法の一つであり、集団内で意見の相違があっても、議論を経て共通の理解や認識にたどり着くことを目指します。単に多数決で決められるのではなく、参加者全員が納得し、支持できる解決策を見いだすことを重視します。
循環器に関すること

医療用語『コロナリー』について

医療の分野では、「コロナリー」という言葉がさまざまなコンテキストで使用されています。「コロナリー」の一般的な意味は、「冠状」または「冠状に関係する」ことを指します。心臓の解剖学的構造において、「コロナリー」は心臓を取り巻く主要な血管、つまり冠動脈を指します。冠動脈は、心臓の筋肉に血液を供給し、酸素や栄養素を供給するための酸素を豊富に含んだ血液を伝達します。したがって、医療用語において、「コロナリー動脈疾患」は、これらの冠動脈の狭窄または閉塞によって引き起こされる循環器系疾患を指します。
内分泌に関すること

甲状腺機能低下症の基礎知識

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンが十分に分泌されず、身体の代謝機能が低下する病気です。甲状腺は首の前面、喉ぼとけの下にある小さな臓器で、甲状腺ホルモンを産生しています。このホルモンは、身体のあらゆる細胞の代謝を調節する重要な役割を果たしています。甲状腺機能低下症になると、甲状腺ホルモンが不足するため、身体の代謝が低下し、さまざまな症状が現れます。
循環器に関すること

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)とは?

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)とは、全身の血管に炎症が起こる稀な自己免疫疾患です。この炎症は、好酸球と呼ばれる白血球が血管壁に蓄積して引き起こされます。EGPAは、喘息、慢性副鼻腔炎、鼻茸などのアレルギー性の症状と、発熱、関節痛、倦怠感などの全身的な症状を特徴とします。さらに、肺、心臓、腎臓、神経系など、さまざまな臓器に影響を与える可能性があります。
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