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産婦人科に関すること

流産とは?妊娠を中断するということ

流産とは、妊娠が何らかの原因で中断されてしまうことです。 一般的に、妊娠22週未満に起こるものを流産と呼びます。22週以降に起こる場合は「早産」と呼ばれます。流産にはさまざまな種類があり、以下の通りです。 * -自然流産-最も一般的なタイプの流産で、自然に起こります。 * -過期流産-妊娠20週以降に起こる流産です。 * -稽留流産-胎児が死亡しても子宮から排出されない流産です。 * -習慣性流産-連続して3回以上流産を経験することです。 * -反復性流産-習慣性流産とは異なる原因で複数回流産を経験することです。 * -化学流産-受精卵が子宮内膜に着床しますが、その後に流産してしまうものです。
感染症に関すること

緑膿菌とは?

-緑膿菌とは?- 緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)とは、日和見感染を引き起こすグラム陰性の桿菌です。日和見感染とは、免疫力が低下したときに起こる感染症で、緑膿菌は免疫力が低下した患者や、重篤な病気や怪我を負った人に感染しやすいものです。緑膿菌は土壌、水、動物から分離され、医療従事者や病院環境でもよく見られます。
その他

『臨床』とは?医療現場で患者と向き合う言葉

医療現場における「臨床」とは、患者さんと直接対面し、診察や治療を行う実践的な医療行為を指します。臨床の語源はギリシャ語で「ベッドサイド」を意味する「クリネ」に由来しており、患者さんのそばで提供される医療サービスを意味します。つまり、臨床医は患者の病態を把握し、適切な治療方針を決定し、治療を実施する重要な役割を担っています。臨床診療においては、医学的知識や技術だけでなく、患者さんの病状に対する深い理解や共感、コミュニケーション能力も求められます。
感染症に関すること

りんご病

-りんご病とは?- りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。多くは小児にみられ、頬がリンゴのように赤くなる発疹を特徴とします。ウイルスは経口摂取や飛沫感染により広がり、潜伏期間は4~20日間です。初期症状として、発熱、倦怠感、頭痛、関節痛などがみられます。その後、約1~2週間で顔や四肢に発疹が現れます。発疹は紅斑状で、中心部がくすんだ赤色をして、周囲はレース状になっています。発疹は数日から2週間程度で消失します。
感染症に関すること

リン病とは?症状、治療法、予防方法を解説

-リン病とは- リン病とは、リン酸カルシウムが結晶化して関節などに沈着する病気です。別名を「偽痛風」とも呼ばれ、その名の通り痛風が疑われるような症状が出ることがあります。また、リン酸化合物を多く含む加工食品や、リンの排泄が障害されている腎疾患などの原因で、リンの血中濃度が上昇すると発症します。
感染症に関すること

小児科用語『りんご病』とは?

りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19(PVB19)というウイルスによって引き起こされる感染症です。このウイルスは病気を起こす力(病原性)が弱く、症状が出なくても抗体ができて免疫がつきます。しかし、次のような状況では重症化することがあります。 * 妊婦 * 免疫力の低下した人 * 赤血球を作る機能に障害のある人
血液に関すること

医療機器の用語『留置針』とは?

留置針とは、血管などに留置する針状の医療機器のことです。通常は静脈や動脈に穿刺し、その場に留めて使われます。採血、輸液、点滴、薬剤投与など、さまざまな医療処置に使用されます。留置針には、留置する部位や用途に応じて、さまざまな種類とサイズがあります。
眼科に関すること

緑内障とは?原因と治療法を徹底解説!

-緑内障とは?- 緑内障は、目に存在する房水という液体が正常に流れず、眼圧が上昇することで視神経が損傷され、視野が狭くなっていく病気です。眼圧は、眼球内にある房水がこもることによって発生しています。房水は通常、眼球内で作られ、隅角と呼ばれる部分から排出されます。しかし、この隅角が何らかの原因で狭まったり詰まったりすると、房水がうまく排出されず、眼圧が上昇します。この上昇した眼圧が視神経を圧迫することで、視神経が損傷され、視野が狭くなってしまうのです。
リハビリテーションに関すること

理学療法士とは?役割と資格

理学療法士とは、病気やケガによって身体機能が低下したり障害が生じたりした人々を対象に適切な運動療法や物理療法を提供する医療専門職です。理学療法士の役割には、評価、治療計画の策定、介入の実施、および介入の評価とモニタリングが含まれます。
在宅医療に関すること

リビングウィルを理解する:尊厳あるケアの意思表示

リビングウィルとは、将来、本人の意思表示能力が低下した際に、医療に関する治療方針をあらかじめ意思表示しておく法的文書です。これは、尊厳ある死に関する意思表示であり、たとえ意思表示能力が失われていたとしても、本人の希望が尊重されることを目的としています。リビングウィルは、本人の価値観や信念に基づいて作成され、将来の医療行為に対する自分の意思を具体的に示します。これにより、患者自身が終末期治療における自己決定権を保持し、自分の意思を尊重した治療を受けることができます。
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