感染症に関すること 小児科用語『りんご病』とは? りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19(PVB19)というウイルスによって引き起こされる感染症です。このウイルスは病気を起こす力(病原性)が弱く、症状が出なくても抗体ができて免疫がつきます。しかし、次のような状況では重症化することがあります。 * 妊婦 * 免疫力の低下した人 * 赤血球を作る機能に障害のある人 2024.04.19 感染症に関すること
感染症に関すること りんご病 -りんご病とは?- りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。多くは小児にみられ、頬がリンゴのように赤くなる発疹を特徴とします。ウイルスは経口摂取や飛沫感染により広がり、潜伏期間は4~20日間です。初期症状として、発熱、倦怠感、頭痛、関節痛などがみられます。その後、約1~2週間で顔や四肢に発疹が現れます。発疹は紅斑状で、中心部がくすんだ赤色をして、周囲はレース状になっています。発疹は数日から2週間程度で消失します。 2024.04.18 感染症に関すること