
医療の専門用語『特定行為』とは?
特定行為とは、医師や歯科医師の指示に基づき、看護師や助産師などが行う医療行為のことです。法律で定められており、看護師では19の特定行為、助産師では7つの特定行為が認められています。これらの行為には、採血、点滴、創傷処置、心電図検査などが含まれます。
特定行為を行うためには、特定の研修を受け、修了証を取得する必要があります。研修では、知識と技術を習得し、安全かつ適切に特定行為を実施できるようになります。特定行為を行うことで、医療機関の業務効率が向上し、医療従事者の負担軽減につながります。また、患者にとっても、より質の高い医療を受けられるメリットがあります。