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緩和ケアに関すること

終末期(ターミナル期)に関する用語とその意味

終末期(ターミナル期)とは、回復不能な病状により、余命が概ね半年以内と見込まれる時期を指します。この期間は、身体的・精神的・社会的側面に多大な影響が及ぶ可能性があります。終末期ケアは、患者の QOL(生活の質)を向上させ、家族や介護者へのサポートを提供することに重点を置く、その時期における総合的なケアのアプローチです。
検査に関すること

視力の基礎知識→ 検査方法から発達過程まで

視力という用語は、ある特定の距離で物体が鮮明に見えるよう、光を屈折させて網膜に焦点を合わせる目の能力を指します。わかりやすく言うと、視力とは対象物をはっきりと見ることができる能力です。視力の単位は「小数視力」で表され、20/20(メートル)が正常視とされています。これは、20フィート(約6メートル)離れた場所にある対象物を、20フィート離れた健常者が同じように見ることができるという意味です。
検査に関すること

心電図モニターとは?読み解くその仕組みと活用法

心電図モニターの基本構造と機能 心電図モニターは、複雑なシステムですが、基本的な構造は比較的シンプルです。モニターの主要コンポーネントには、以下のものがあります。 * モニタディスプレイリアルタイムで心電図波形を表示します。 * 信号処理ユニット心電計から得た電気信号を分析し、波形に変換します。 * データストレージデバイス患者からの心電図データを記録して、後から参照できるようにします。 * キーボードとマウス設定の調整やデータへのアクセスに使用されます。 * プリンター心電図波形のハードコピーを作成します。 心電図モニターの機能は、心電図波形の表示と監視に留まりません。高度なモデルでは、以下の追加機能を備えています。 * 不整脈検出 * 心拍数および心拍変動の測定 * 酸素飽和度のモニタリング * アラーム機能予め設定した心拍数や不整脈のパターンを超えると警告を発します。
その他

障害者の定義と理解

障害者基本法における定義では、障害者とは「身体障害、知的障害、精神障害その他の心身の機能の障害により、日常生活または社会生活において著しい制限を受け、社会的な障壁により継続的な困難を経験している者」とされています。この定義は、障害を個人の機能障害ではなく、社会参加における障壁と捉えています。すなわち、障害は、個人の身体的または精神的な特徴ではなく、社会環境との相互作用によって生じるものであり、社会が障害者の権利と機会を尊重することで、障壁を軽減し、障害者の社会参加を促進できることを示しています。
循環器に関すること

心室性期外収縮とは?原因や症状、治療法を徹底解説

-心室性期外収縮とは?- 心室性期外収縮(VPC)とは、心臓の心室から発生する異常な鼓動のことで、正常な心拍のリズムを乱します。心拍数が一時的に増加することもあり、動悸や脈が飛ぶような感覚を引き起こします。VPC は一時的なもので、通常は重篤な問題にはなりませんが、場合によっては、心不全などの心臓疾患のリスクを高めることがあります。
その他

診療情報管理士の役割と資格

診療情報管理士とは 診療情報管理士は、医療機関における診療情報の管理業務を担当する専門家です。患者のカルテや診療録などの診療情報を適切に収集、整理、保管、提供することで、医療の質の向上に貢献しています。また、医療情報に関する法令やガイドラインに準拠した情報管理の仕組みを構築し、患者のプライバシーや安全を守っています。さらに、医療データを活用して、診療の効率化や医療サービスの改善などの業務にも携わります。
口腔に関すること

医療の耳鼻咽喉科用語『指甲』について

指甲とは、医療の耳鼻咽喉科領域で用いられる用語です。耳の鼓膜の表面を覆う、薄く透明な膜を指します。鼓膜の外部と中耳腔を隔てる防御壁の役割を果たし、外部からの異物や細菌の侵入を防ぎます。また、音の振動を鼓膜に伝え、内耳に伝える役割も担います。
循環器に関すること

心房頻拍とは?症状や原因、治療方法

心房頻拍とは、心房の一部から発生する異常な電気信号が原因で起こる、心拍数の速い不整脈です。心臓の小さな部屋である心房が、通常より速く拍動し、規則正しい鼓動を行います。この異常に速い心拍数は、健康的な心臓の機能を妨げ、息切れ、胸痛、めまいや失神などの症状を引き起こす可能性があります。心房頻拍は、心臓の構造異常や冠動脈疾患、心筋症などの基礎疾患が引き起こす場合があります。また、薬剤、カフェイン、アルコール、喫煙も誘発因子になることがあります。
循環器に関すること

循環器の重要な指標『心拍出量』を理解する

心拍出量は、循環器の重要な指標です。これは、心臓によって1分間に全身に送り出される血液の総量を表します。この指標は、心臓のポンプ機能や身体の酸素や栄養素の供給能力を評価するために不可欠です。心拍出量は、1回拍出量(心臓が1回の収縮で送り出す血液量)と心拍数によって決まります。 心拍出量の異常は、さまざまな心疾患や循環器障害につながります。例えば、心拍出量が低下すると、組織や臓器への酸素や栄養素の供給が低下し、疲労や息切れなどの症状が現れます。逆に、心拍出量が多すぎると、心臓に負担がかかり、心不全などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。したがって、心拍出量を適切に評価することは、心臓の健康と全体的な身体機能を維持するために不可欠です。
血液に関すること

出血(しゅっけつ、hemorrhage)とは?その種類と原因

「出血」とは、血管壁が損傷して血液が血管外に漏出する現象のことです。一般的に出血は、外傷や病気によって引き起こされます。出血の重症度は、損傷した血管の大きさや出血量によって決まります。少量の出血であれば自然に止まりますが、大量の出血は命に関わる場合があります。そのため、出血が発生した場合は、適切な処置を速やかに行うことが重要です。
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