免疫に関すること 中枢性免疫寛容とは?仕組みと重要性
中枢性免疫寛容の仕組みは、自己抗原を排除する免疫担当細胞の産出を防ぐために、未熟な免疫細胞が自己抗原と遭遇する時期や場所を制御するプロセスです。このプロセスには、主に以下の2つの経路があります。
1. -胸腺での負の選択- T細胞は、自己抗原を提示する胸腺髄質上皮細胞と反応します。自己抗原を強く認識するT細胞は、アポトーシス(細胞死)によって除去されます。
2. -末梢での免疫抑制- 自己抗原と遭遇したT細胞が、樹状細胞や制御性T細胞などの免疫抑制細胞によって抑制されます。これらの細胞は、自己抗原に対する反応を抑制し、自己免疫反応を防ぎます。
